PowerTools ActiveReports for .NET 9.0J
マスターレポートの使用(RDLレポートのみ)
 
すべて展開すべて展開
すべて折りたたむすべて折りたたむ

RDLレポートでは、任意の数のコンテンツレポートに適用するマスターレポートを作成し、共通スタイルを1か所で管理できます。詳細については、「マスターレポート」を参照してください。

マスターレポートを設計するには

以下の手順は、すでにRDLレポートテンプレートを追加し、レポートをデータソースに接続していることを前提とします。マスターレポートはRDLレポートでのみ使用できる機能です。ページレポートでは使用することができません。

詳細については、「プロジェクトへのActiveReportの追加」トピックを参照してください。

  1. マスターレポートにするレポートを選択し、[レポート]メニューから[マスターレポートに変換]を選択してマスターレポートを作成します。
  2. レポートの上または左にあるルーラー領域を右クリックして[ページヘッダ]を選択し、続いて[ページフッタ]を選択します。
  3. ツールボックスからコントロールをドラッグしてページヘッダとページフッタにドロップします。これらのコントロールは、マスターレポートを適用したすべてのレポートのすべてのページに表示されます。たとえば、会社のロゴ画像や会社のWebサイトアドレスを示すテキストボックスなどを配置します。
  4. ツールボックスからContentPlaceHolderコントロールをドラッグしてレポートにドロップします。このコントロールは、マスターレポートを使用するコンテンツレポート上のコントロールを配置できる場所を定義します。

    ContentPlaceHolderの追加

  5. レポートを選択し、[レポート]メニューの[レイアウトファイルの保存]を選択します。
  6. [名前を付けて保存]ダイアログが表示されたら、レポートを保存する場所に移動して[保存]をクリックし、レポートをrdlx-masterファイル形式で保存します。

マスターレポートを使用するには

以下の手順は、すでにRDLレポートテンプレートを追加していることを前提とします。このレポートはコンテンツレポートになります。

  1. マスターレポートを適用するレポートを選択し、[レポート]メニューから[マスターレポートの設定]を選択します。
  2. [開く]ダイアログが表示されたら、マスターレポートが保存されている場所に移動してマスターレポートを開きます。マスターレポートのレイアウトがコンテンツレポートに適用され、ContentPlaceHolderが配置された領域のみが使用可能になり、それ以外の領域はすべてロックされます。
関連トピック

概念

 

 


©2003-2015 GrapeCity inc. All rights reserved.